人格

「人生は何のためにあるのか」「人間はなぜ生きているのか」という命題には、古来から、いろいろな人がいろいろなことを言っていますが、確たる答えはありません。これに対する正解はない、と言ってもいいかもしれません。ただ、人生においては、目指した方がいい方向性があると思います。

 

それぞれの人によって、人生の目標、目指しているものが違います。例えば、出世する、有名になる、お金持ちになる、というように、3次元的にほかの人よりも抜きん出ることを目標にしている人がいます。男性だと、このようなことを考えている人が多いかもしれません。

 

3次元的なことは、自己満足だと思います。3次元的なこと、物質的なことは、死んでしまったら失ってしまいます。こういうことは、趣味的に考えて、それほど重きを置かなくてもいいかもしれません。

 

そんなことよりも、「心」「生き方」「人格」のようなことを重要視した方がいい。素晴らしい生き様、素晴らしい思想を持っていれば、肉体がなくなった後も、後世に引き継がれることもあります。

 

有名な人、社会的な地位がある人、ものすごくお金持ちの人、というような社会的に成功した人と会ったことがあります。このような人の中には、ものすごく人格が低いと思われる人もいます。

 

私が知る限りでは、社会的な成功と人格には、あまり相関関係はないようです。これを見ても、社会的な成功は、人生の目標にしてはいけない気がします。社会的な成功をして、上の立場になったとき、どのような人格で振る舞うか、神様から問われているのかもしれません。

 

3次元の世界に生きていると、業績や名声のような社会的な成功に目が行きがちです。しかし、本質的なことは、人格です。社会的に成功している人よりも、人格が優れている人の方が素晴らしいと思う。こういう着眼点を、いつも持っていたい。