朝採り野菜

私たちが信じている常識、情報、知識のようなものは、メディアによる情報操作である場合があります。メデイア自体も、本当のことを知らずに、情報を流していることもあるのかもしれません。正しい情報は、自分で集めて判断するのが一番良さそうです。

 

「朝採り野菜は、体に良い」という話があります。朝に収穫した野菜は、水分量が多いので、美味しく感じられますが、体に良いかどうかは別問題です。

 

私も、野菜を育てていますが、「朝採り野菜は、体に良い」を信じて、朝に収穫していました。しかし、「朝採り野菜は、体に良くない」という話があります。ガ〜ン。

 

野菜(植物)は、昼間、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。夜になると、窒素を吸収し、二酸化炭素を排出します。

 

野菜は、夜に吸収した窒素を硝酸性窒素に変えて、中に蓄積します。そして、太陽の光を浴びることにより、硝酸性窒素を排出します。

 

朝採り野菜には、硝酸性窒素が多く含まれています。硝酸性窒素は、発がん性物質の一種であり、人間の体に悪い影響を及ぼすと言われています。

 

硝酸性窒素のことを考えると、太陽が昇って、充分な光合成をした後に、野菜を収穫するのがいいようです。朝採り野菜よりも、昼採り野菜の方が体にいいらしい。

 

朝採り野菜から、硝酸性窒素を抜くには、買ってきた野菜を太陽光に当てるといい、という話もあります。野菜は、収穫した後でも、呼吸をしていますから、時間が経てば、多少は硝酸性窒素が抜けるかもしれません。

 

どうして、朝採り野菜が注目されているかと言うと、流通の問題もあるようです。朝に農家の人が収穫すれば、昼には大都市のスーパーなどで販売できます。


一方、野菜の種類によって、朝採った方がいいものと夕方に採った方がいいものがある、という考え方もあります。

 

野菜は、日中は光合成をすることにより、炭水化物などの養分をつくります。夕方〜朝にかけては、蓄えたエネルギーを使って、果実を大きくします。葉に養分が溜まっているのは夕方、果実に養分が溜まっているのは朝、ということになります。

 

このことから、トマト、ナス、スイカ、ピーマンのような果実に似た野菜は朝に採って、ホウレンソウ、コマツナ、ニラ、ネギなどのような葉菜は夕方に採るといい、という考え方もあります。

 

朝採り野菜と夕採り野菜を比べると、甘みは、夕方採りの方が多い、エグミ、苦味は、朝採りの方が多い、みずみずしさは、朝採りの方が多い、となります。

 

朝採り野菜と夕採り野菜を比べると、一長一短がありますが、夕採り野菜の方が体に良さそうな感じがします。