『心を繰る寄生生物〜感情から文化・社会まで』(キャスリン・マコーリフ著)

『心を操る寄生生物〜感情から文化・社会まで」(キャスリン・マコーリフ著)という書籍があります。アマゾンのブックレビューを見たら、面白そうな感じです。アマゾンのブックレビューを元に、簡単にまとめてみました。

 

実際の書籍は読んでいませんので、書籍の内容と異なる箇所もあると思います。書籍を読んでいないのに、書籍の内容を掲載したり、紹介するのはおかしな話ですが、お許しください。

 

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ウイルス、細菌、原虫、寄生虫といった、いわゆる寄生生物は、人間の脳や腸内に棲みつくことがある。これらの寄生生物は、我々の体の健康を脅かすばかりでなく、精神にも甚大な影響を及ぼしている。

私たちが知らないうちに、寄生生物によって、私たちの性格や行動が影響され、マインド・コントロールされている。道徳、世界観、政治的立場、嫌悪感情、気分、体臭、人格、認知能力、空腹感、体重なども、我々の体に入り込んだ寄生生物にコントロールされることがある。

例えば、トキソプラズマ原虫は、ネズミ→ネコ→ヒトという経路で感染し、私たちの脳に棲みつく。トキソプラズマ原虫は、人間の気分や性格を変え、感染者が危険な行動に駆り立てられることが明らかになってきた。さらに、統合失調症との関わりも指摘されている。

全世界の人口の30%が脳にトキソプラズマを棲まわせている。トキソプラズマにはヒトの脳とネズミの脳の区別がつかないから、感染した人間は恐怖心や注意力が薄れ、交通事故に遭いやすくなる。

イヌからヒトの脳へ感染するトキソカラという回虫は、知的障害を起こすリスクがある。回虫の幼虫が、脳内の学習と記憶に関わる領域に集まり、影響を及ぼす。

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私は、自分が考えていることの多くは、自分で考えたものではない、と思っています。自分が考えていると思っていることの多くは、脳の反射のように、自動的に行われている可能性があります。

また、人間は、脳で考えるだけでなく、腸や皮膚などでも考えている、と思っています。しかし、寄生虫によって影響を受けているとは思ってもいませんでした。本当に、寄生虫が私たちの脳内に棲んでいて、私たちの感情などを左右しているのだったら、興味深い。私たちの感情や思考は、自分自身から湧き出したものとは限らないようです。