自然塩は良いか悪いか

「苦汁を含んだ自然塩が良い」と主張する人が多くいます。一方では、「自然塩は良くない」と主張している人もいます。

 

岡山関羽さんが Facebookで「苦汁分を含む自然塩は、恐ろしい!」という記事を投稿していました。以下は、私が抜粋、編集、校正したものであり、岡山さんの主旨と異なる箇所があると思います。詳しくは、岡山さんのFacebookを読んでください。

 

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外国では岩塩が主流ですが、岩塩の無い日本では、塩は海水を乾燥させて造っていました。

 

水を乾燥させた後には、必ず、カマスと呼ばれる通気性のある袋の中に塩を入れて、天井から吊るしていました。苦汁分を分離する為です。

 

塩の中に含まれている苦汁分(ニガリ)は重いので、袋の隙間から下にポテポテと落ちていきます。天井から吊り下げて置く事で、時間をかけて、苦汁分(ニガリ)を分離していたのです。

 

苦汁分(ニガリ)は、蛋白質を凝固させる働きがあります。蛋白質で構成されている人体に苦汁分(ニガリ)は作用してしまうのです。

 

苦汁分(ニガリ)を含んだ塩を食べていると、まず最初に、腎臓が硬化してきます。【腎硬化症】

 

昭和47年「塩業近代化臨海措置法」が制定され、塩作りの方法が流下式塩田法からイオン交換樹脂膜製法に変わりました。その理由の一つが、【自然塩に含まれる苦汁分は、人体に有害な働きをする。】という事でした。

 

塩作りの大家と呼ばれて、塩作りの指導者であった西本友康先生が生きておられた時には、苦汁分を含んだ塩が良いという人はいませんでした。

 

昔から、「海水を絶対に飲んではいけない!」とか、「海水を料理に使ってはいけない!」と言い伝えられていました。我々の先祖たちは、苦汁分が“人体に有害である!”という事を、体験的に知っていたのです。

 

カマスの下に落ちた苦汁分は、大豆に交ぜて豆腐を作って食べました。

 

豆腐の場合、苦汁分が豆腐の蛋白質に作用する為に大豆蛋白が固まって、豆腐ができるのです。豆腐は、苦汁分が働いてしまった結果ですから、それ以上に凝固作用はしません。豆腐を食べても人間の蛋白質には、苦汁分の作用は一切ありません。

 

料理とか漬物などには、カマスの中に残った苦汁分を含まない塩を使っていたのです。

 

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一方では、苦汁は体に害がない、という考え方もあります。このような考え方の人は、以下のような感じで主張しているようです。

 

人間の内臓の平均体温は37.2〜38度であり、ニガリを摂取しても固まらない。

 

マグネシウムの余分なものは、腸で吸収されるため大量のマグネシウムが腎臓や肝臓にはいかない。

 

マグネシウムの1日の必要量は約300mgと多い。しかし、近年ではミネラルを多く含んだ食材でも加工品となり、減少してしまっている。

 

自然塩の塩化ナトリウム以外の成分は、たったの1%〜15%程度しかない。

 

私は、苦汁分を含まない塩を使っています。岡山さんが勧めている塩は、「蒙古の塩・天外天塩」のようです。