吉松哲郎さんのエピソード

化粧品の口コミサイト「@cosme」を運営する吉松哲郎さんのエピソードが、週刊現代に掲載されていました。この話を抜粋、校正して紹介します。吉松さんのインタビューからも引用していますので、雑誌の内容とは異なります。

 

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吉松さんが26歳のときの話です。これまで、「1億円だったら、いつでも融資しますよ」とベンチャーキャピタルから言われていたのに、ITバブルが弾けたら、相手にされなくなりました。ITバブルが弾け、資金調達ができず、給料も払えない状況に陥りました。

 

そのとき、「新しいビジネスに投資したい」と言っている人物がいることを聞きました。藁にもすがる気持ちで、その人の家を訪れました。

 

通された部屋は、銀行の金庫のような扉でした。待っていたら、その方が、無言で現れました。

 

ビジネスプランを聞かれることもなく、「どこから来たのか」などという会話を8時間ほどし、最後に、「いくら必要なんだ」と聞かれました。

 

「1億円です」と答えたら、その場で、小切手を切って、「頑張れよ」と一言。借用書を書くこともなかったそうです。

 

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夢や希望は持たなくていいけど、情熱は持っていた方がいいと思います。夢や希望と情熱を一緒のように思っている人がいるかもしれません。私は、夢や希望は、「未来に向けてのベクトル」、情熱は、「今に向けてのベクトル」のような感じで考えています。

 

「成功したい」という気持ちを持っている人がいます。成功とは何を指すのかは、不明確ですが、一般的に言う成功をするのは、そんなに難しいことではないと思います。成功に関して、一番大切なのは、情熱を持つことかもしれません。

 

大金持ちの中で、「世の中に役に立ちたい」「若い人に投資したい」と思っている人は、結構いるような気がします。

 

実際、ビジネスで成功した人の中には、吉松さんのように、お金持ちから出資してもらった人が沢山います。

 

この話の中で、注目したのは、「ビジネスプランを聞かれることなく、1億円出資してもらった」という点です。このお金持ちは、吉松さんの人柄、信頼性、ビジネスに対する情熱、に心打たれたのかもしれません。

 

私も、お金持ちだったら、若い人に投資をしようと考えるかもしれません。こういうとき、ビジネスプランを聞くのはヤボのようにも思う。人柄、信頼性、情熱、この3つがあれば、大概のことは成功するような気がします。