Ryuichi Sakamoto: CODA

最近、家で映画を観ることは少なくなり、東京へ帰った時に、映画館で映画を観ることが多くなりました。映画は、映画館で観た方が、より楽しめます。

先日の日曜日に『Ryuichi Sakamoto: CODA』を観てきました。封切から2日目の日曜日でしたが、観客はまばらで、20人くらいでした。坂本龍一さんは、ものすごく知名度があるのに、観客が少ないのにびっくりしました。

『Ryuichi Sakamoto: CODA』は、坂本龍一さんのドキュメンタリー映画です。映画は、坂本さんが、東北の被災地へ出向くところから始まります。被災地で目にした被災したピアノに坂本さんは引き寄せられます。

そして、坂本さんは、福島の原子力発電所に近辺にも赴き、その現状を目の当たりにします。坂本さんは、原子力反対の活動にも参加していますが、こうした現地での状況を目の当たりにして、素直に行動に移しているように思います。

この映画で中心になっているのは、坂本さんの音楽活動に関するものです。映画音楽をつくるときの映像もあったのですが、天才的な人なんだな、と改めて思いました。

前に、坂本さんが、大森荘蔵さんと対談した本を読んだことがあります。大森さんは、哲学の大家であり、難解な話をする人です。この大森さんと、若いころの坂本さんが、普通に会話をしているのを読んで、音楽以外にも才能に溢れた人なんだな、と感じたことがあります。

坂本さんが作曲する音楽は、心に響くような気がします。人格が音楽性にも、醸し出されているのでしょう。

もちろん、この映画にも、坂本さんの音楽が満載されています。坂本さんの活動や音楽に興味を持っている方には、楽しめる映画だと思います。