スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

ちょっとした差

オリンピックが盛り上がってきました。日本人選手も、何個かメダルを獲得しました。普段は、あまりスポーツ観戦をしないのですが、オリンピックは、結構観てしまいます。

 

オリンピックに限らず、一流のスポーツ選手は、ほとんど差がない争いをしています。誰が金メダルを取ってもおかしくない競技もたくさんあります。ダントツに優れて、間違いなく金メダルを取る選手はいない、と言ってもいいかもしれません。ほとんどの競技は、ちょっとした差で、メダルが取れたり、メダルが取れなかったりします。

 

このような、ちょっとした差がある競技を見るのは、面白い。どのような差で、メダルを取れたり、取れなかったりするのでしょうか。体調やリズム、精神的なものも影響されると思いますが、これだけではないような気がします。

 

これは、スポーツに限りません。例えば、芸術の分野でも同じです。いくら能力がある人でも、賞を取れる人、賞が取れない人、有名になる人、有名になれない人がいます。

 

どんな分野でも、一流の層にいる人は、そんなに差がないものです。「ちょっとした差」で、金メダルを取れる人、有名になる人、賞を取れる人もいれば、そうでない人がいます。

 

人生でも、「ちょっとしたこと」が、人生を左右することがあります。「あの人からこう言われたから、こちらを選んだ」「何となく、こちらがいいと思ったから、こちらを選んだ」というように、確たる意思を持たずに選択したことが、人生を左右することも、多くあります。

 

こういうのを「運」だと言う人がいますが、一流のレベルでの争いの場合は、運ではない、何かがあるような気がします。それは、能力かもしれないし、努力かもしれないし、神様からの加護かもしれません。

 

オリンピックを見ながら、「ちょっとした差」について考えるのでした。人生って、「ちょっとした差」だと思う。「ちょっとした差」だと思っても、長い年月が経つと、大きな違いになることも多くありそうです。

スポンサーサイト