自分の考え

人間って、不思議な存在だと思う。存在しているんだけど、本当に存在しているのかな?と思うこともあります。

 

起きている時には、四六時中、頭の中にいろいろな考えが浮かびます。それも、毎日同じようなことばかり考えている。私たちは、それを自分の考えだと思っています。

 

しかし、自分の思考は自分が考えたものではないかもしれません。自分の考えと思っていることは、社会規範であったり、親の考えに過ぎないことが多いような気がします。

 

こういうことを見ると、自分という存在は、本当に存在しているのだろうか、と思ったりします。自分は、自分の思考だけに存在するもので、実際には存在していない、と言ってもいいのかもしれません。

 

人の話を聞いていると、ものすごく面白い。だいたいは、自分の考え方が正しいと思って発言しています。自分の考え方を、ほかの人に押し付けようとしていることも珍しくありません。

 

そして、その考えは、本当に自分が考えたのかというと、それはわからない。ほとんどの場合は、自分の考えではない。自分の考えではないのに、それを正しいと思い、さらには、その考え方をほかの人に押し付けようとまでする。

 

これとは逆に、「自分の考え方は間違っている」「自分の考え方は正しくないかもしれない」「ほかの人の考え方が正しいかもしれない」と思って発言したり、ほかの人の話を聞いてみるのも面白いかもしれない。自分の意見と違う考え方を聞いても、それに反発しないで素直にそれを受け止めてみる。

 

自分の考え、自分という存在を無くすと、違う視点からの見方、逆からの見方ができ、考え方に大きな広がりが持てるかもしれません。