ほかの人に頼む

学校と社会は、別物と言ってもいいかもしれません。学校で習ったことは、社会に出て役立つこともありますが、役に立たないこともあります。学校で習ったことを社会に出てから行うと、逆に上手くいかないこともあります。社会に出たら、学校で習ったことは鵜呑みにしない方がいいかもしれません。

 

ほとんどの人は、学校を卒業したあと、会社などへ就職します。就職は、お金を稼ぐことと言ってもいいと思います。セールスのように、がっつりお金を稼ぐ人もいれば、事務などのように、間接的な感じでお金を稼ぐ人もいます。

 

学校では、お金を稼ぐことを教えません。それなのに、学校を卒業したら、社会へ出て、お金を稼がないといけません。これは、ものすごいギャップです。学校でも、お金を稼ぐことを教えた方がいいと思います。

 

学校で、「正しい」と教えていることを、社会に出てから行うと、上手くいかないことがあります。学校で教わったことは、社会に出てから行わない方がいい場合もあります。学校では、「欠点を直せ」「不得意なものを無くせ」「できないことは、一所懸命に努力して、できるようになった方がいい」「努力すれば、成果が出る」というようなことを教わります。

 

しかし、社会に出たら、欠点や不得意なものを無くすよりも、長所や得意なことを伸ばした方がいい。できないこと、嫌いなことは、無理にやらなくてもいいと思う。

 

そして、社会に出たら、努力は、そんなに要らないかもしれません。もちろん、ある程度の努力は必要だし、努力して成功した人もいます。しかし、努力しても、成果が出ないことは珍しくありません。努力をしていると、ある程度の人物にはなれますが、ものすごい人物にはなれないような気がします。

 

自分ができないこと、不得意なことは、「自分ができるように努力する」「得意になるように努力する」のではなく、「ほかの人にやってもらう」「得意な人に仕事を依頼する」が正解だと思います。

 

もちろん、得意なこと、楽しいことは大いにやっていい。しかし、社会に出たら、上手くできないこと、嫌いなことを、一所懸命に努力して上手くなろうとしてはいけないと思う。

 

社会で上手くいっている人、出世している人、大金持ちになっている人は、ほかの人に頼むのが上手な人だと思います。社会に出れば、自分が何もできなくても、できる人が山ほどいます。そのような、できる人に仕事をお願いすればいい。

 

そして、「働く」という観念は、捨てた方がいいかもしれません。「働く」という観念があるうちは、大きくなれないような気がします。「働く」と「努力」は、ほかの人に任せるのも、面白い方法だと思います。

 

社会に出たら、自分の力でやろうとするのではなく、いかにほかの人に頼めるか、が大切だと思います。自分の力、自分の努力だけで、切り開いていくよりも、ほかの人に頼んだ方が楽ちんだし、大きな広がりを持てるような気がします。