雇用関係

最近、『働き方改革』という言葉を盛んに聞くようになってきました。国は、雇用主と労働者との関係性に、いろいろと口出ししています。国としては、労働者の保護、有権者からの支持が目的なのかもしれません。

 

長時間労働が問題になったりしますが、働き方は、国が口出ししなくてもいいと思います。労働者が納得したら、何時間労働しようと、問題はないはずです。長時間労働して、お金をたくさん稼ごうと思っているのに、それを法律で規制するのは、どうなのだろうか、と思う。

 

外資系の会社などに勤めている人から、1日の労働時間が15時間とか16時間だと聞いたことがあります。この会社では、20歳代で年収1千万円以上は当たり前で、年収2千万円、3千万円どころか、それ以上の収入の人も多くいるそうです。

 

例えば、「1日の労働時間15時間、年収3千万円で働きませんか」という雇用条件があったら、応募者が殺到すると思います。「1日の労働時間15時間、年収1億円」にしたら、とんでもないくらいの応募者が殺到するでしょう。長時間労働の問題は、長時間働くことよりも、収入が少ないことの方が問題だと思います。

 

会社は、労働者を正社員として雇うと、なかなかクビにできません。しかし、労働者は、会社の労働条件などが嫌になると、すぐに辞めてしまうことがあります。このような制度は、おかしいと思う。平等ではないですよね。

 

会社の方で、この社員は、不適格だと判断したら、無条件で辞めてもらう。労働者も、収入や労働時間が気に入らなかったら、自由に辞めても構わない。こういうのが、平等な雇用関係だと思います。

 

欧米などでは、会社で、不適格だと判断する社員がいたら、辞めるように促します。それに対して、労働者は、私にはこの会社が合っていないんだ、と思って、簡単に辞めていくそうです。日本でも、欧米のように、労使は、さらっとした関係性の方がいいと思います。

 

私は、雇用関係は、終身雇用制ではなく、プロ野球のような年俸制がいいと思っています。1年ごとに、労使が話し合って、1年間の労働条件を決める。交渉がまとまらなかったら、雇用関係を終了する。

 

優れた労働者であれば、会社は高給を支払っても、雇用関係を維持したいはずです。会社にとって、重要でない労働者であれば、安い給料しか提示しないかもしれません。労使が互いに納得したら、労使関係を継続し、そうでなかったら、労使関係を解消する。このような関係の方が、お互いにいいような気がします。