損をさせない

仕事をする時に考えた方がいいと思うことがあります。それは、「損をさせない」ことです。これは、経営者側にも、労働者側にも言えます。

 

多くの人を見てきたわけではありませんが、お給料以上に働く人もいれば、それなりにしか働かない人がいます。(会社には、ほとんど行かないので、推測です。)

 

サラリーマンになることはお勧めしませんが、サラリーマンになったら、お給料以上に働いた方がいいと思います。お給料の3倍くらいの利益をもたらさないと会社は利益が出ない、という話がありますが、これは業種によっても違うでしょう。

 

もちろん、利益を上げることだけが、会社に貢献しているとは限りません。今、利益が出なくても将来利益になるシステムをつくる、利益が出なくても会社を下支えする役割をする・・・、いろいろな方法で、会社に貢献することができます。

 

会社に損をさせない人は、お給料にそれが反映されなくても、別の形で反映されるものです。仕事に限らず、陰徳のようなものを積んでいた方がいいと思います。

 

何か良いことをすると、直接返ってくるものもあれば、間接的に返ってくるものがあります。働いた分だけお給料に反映されるのは、直接返ってくる方ですが、本当は、間接的に返ってきた方が、大きなものになるかもしれません。

 

金銭的な損とか得というのは、行動の指標にしてはいけないと思う。「損得」という漢字を見ると、「損」が先で、「得」が後です。先に「損」と思えるようなことをしないと、「得」がやってこないかもしれません。

 

自分の働きに比べて、お給料が少ないのだったら、お給料を上げてくれるように直談判してもいいと思います。私が働いていたときは、直談判して、お給料を上げていただきました。

 

直談判しても、お給料を上げてくれないのだったら、その人は、会社にとって、それほど重要でない証拠です。重要な社員であれば、お給料を上げて、働き続けるように依頼されるでしょう。

 

サラリーマンを続けるのであれば、会社にとって有用な人材になった方がいい。その人がいないと会社が困る、会社が運営できないような有用な人材になる。人員整理が行われたとき、すぐにクビになる人材ではいけないと思います。

 

会社の方でも、可能な限り、お給料をあげるべきです。社長や管理職ばかり高給取りな会社がありますが、これではダメだと思います。

 

経営者としては、働かない社員を雇うと、雇って損をした気分になるかもしれません。このように思われる社員になってはいけないと思います。働く方では、働きに見合うお給料が出ないと損をした気分になるかもしれません。このように思われる経営者になってはいけないと思います。

 

経営者側でも労働者側でも、お互いに「損をさせない」関係が望ましいと思う。人間関係においても、「あいつと付き合って損した」ではなく、「あいつと付き合って良かった」と言われる人になる。付き合う相手に損をさせないようにしていると、何らかの形で見返りがあるかもしれません。もちろん、見返りを考えて行動するのは、ちょっと違いますけどね。