SNSをすると長寿になる?

画家の熊谷守一さんは、誰とも会わずに、庭の石ころや虫たちをずっと観察していました。私に似ているような気がする。(笑)

 

ターマン調査によると、社交的な人、友人、知人と会う機会が多い人ほど、長寿であるというデータでした。私のように、ほかの人と話す機会が少ないと、長寿という観点からは、マイナスなのかもしれません。

 

しかし、熊谷守一さんは、人と会わない生活をしても、97歳という長寿でした。このような例を見ても、友人、知人と会う機会が少ない人が、必ずしも短命とは限らないような気がします。

 

今の時代は、「ほかの人と会わない」=「社交的ではない」とは言い切れないかもしれません。私は、ブログを書いていますが、これは一つのコミュニケーションツールです。ブログは、書く方が一方的に発信するので、相互的な交流はありませんが。

 

今は、SNSなどで、情報を発信したり、情報を受け取っている人が沢山います。SNSだと、友人、知人がいなくても、知らない人と交流ができたりします。SNSは、現代におけるコミュニケーションツールの一つと言ってもいいと思います。

 

ハーバード大学のジェーソン・ミッチェルとダイアナ・タミルの研究によると、このような結果が出ています。

 

・自分の考え方や感情をほかの人に伝えることにより、快楽物質であるドーパミンが反応を示す。

 

・人間は、通常、発言のうち3割〜4割を、他人に自分の主観的体験を伝えるために費やしているが、SNSの場合は、これが8割にもなる。

 

・SNSに投稿すると、脳は食事やセックスで得られる満足感を得る。

 

・自分の話をするときは、美味しい食物、お金、セックスで刺激される部位と同じ部位が刺激される。

 

・お金を得る喜びよりも、自分の考え方や感情をほかの人に伝える方が喜びを感じる。

 

人は、ほかの人とコミュニケーションをしたり、自分のことをほかの人に伝えると快感を覚える生き物のようです。

 

「ほかの人と会う」⇒「自分のことを話す」⇒「脳に快感物質が出る」⇒「健康になる」⇒「長寿になる」という図式なのかもしれません。

 

自分のことを話すだけでなく、熊谷守一さんのように興味を持っていることを観察する、やりたいことをするのも、脳に快感物質が出るかもしれません。自分のことを、何らかの形で表現しても、脳に快感物質が出るでしょう。

 

脳に快感物質が出ると、健康に繋がり、長寿に結びつくような気がします。こう考えると、今、流行っているSNSをするのは、長寿に繋がるかもしれません。