お金と幸福度

Aさんは、親から相続した100億円の資産がありましたが、散財して1億円まで資産を減らしました。

 

Bさんは、資産ゼロでしたが、一生懸命に働き、少しずつお金を貯め1千万円貯金しました。

 

さて、この二人は、どちらが幸せでしょうか。おそらく、Bさんの方が、幸福度は高いと思います。

 

Aさんは、今1億円持っていますが、この1億円があっという間になくなってしまう可能性があります。Aさんには、お金がなくなる恐怖があると思います。

 

一方、Bさんは、今1千万円の貯金がありますが、これからも、少しずつ貯金を増やしていくことができます。貯金が増えていくことに対して、喜びを感じていると思います。

 

突然ですが、違う星から宇宙人がやってきました。宇宙人は、Aさんは1億円、Bさんは1千万円持っていることを知ります。Aさんは、Bさんよりも10倍の貯金があります。

 

宇宙人は、間違いなく、Aさんの方が幸福度が高い、と思うでしょう。しかし、実際には、Bさんの方が幸福度が高い。

 

宇宙人は、「地球人って、おかしい、変な生き物だ」と思うでしょう。『宇宙ふしぎ発見』というテレビ番組があったら、こんな感じですぐに取り上げられるでしょう。

 

ー地球上の生物は、不思議だ。地球の生物は、お金を得る為に一生懸命に働く。しかし、お金を多く持っているからといって、幸せとは限らない。ー

 

Bさんが幸福なのは納得できますが、Aさんが幸福でないのは納得できません。AさんはBさんよりも10倍の資産を持っているのですから、Aさんの方が幸福度が高いはずです。

 

しかし、Aさんは、自分のことを金銭的な面で幸福とは捉えられません。Aさんは、何かを思い違いしている、勘違いしていると思う。

 

私たちは、Aさんと同じような思い違いを、色々なところでしているのではないか。脳へのすり込み、洗脳と言ってもいい。

 

年収との関係で言えば、年収1億円の人は、年収1千万円の人よりも、幸福でないといけません。でも、年収が増えても幸福度は上がっていかなかったりする。年収が増えれば増えるほど、幸福度も上昇する脳の仕組みもあると思うのです。