小鳥の囀り・人間の声

鳥の囀り(さえずり)鳴き声、川の流れる音、森の木々が揺らめく音、虫の鳴き声・・・自然が醸し出すたくさんの音に囲まれて生活をしています。地上の楽園のようなところです。

 

鳥の中には、甲高い声で鳴くものがいたり、大きな声で鳴くものもいます。夏になると、セミが大音量で大合奏し、夜中にも虫の音が響き渡ります。

 

自然の中に住んでいると、昼だけでなく夜も、大きな音が聞こえてきます。しかし、自然の音が聞こえても、嫌になったり、気になったりすることはありません。

 

家の中で小さな機械音が鳴っていると、こちらの方が気になってしまいます。なぜ、自然の大きな音は気にならなくて、小さな機械音は気になるのでしょうか。

 

これは、人間の中に組み込まれた本能かもしれません。人間が誕生してから何十万年も経っていますが、そのほとんどの時期は、自然に囲まれた中で生活していました。だから、自然の音というのは、当たり前、普通の存在であり、気になることはないのでしょう。

 

都会に住んでいると、こうした自然の音を聞くことがあまりありません。それで、人間は癒しを求めて、自然豊かなところへ旅行したり、公園を散歩するのだと思います。

 

人間は自然の中の生き物ですから、人間の声も自然の一部です。しかし、人間の声を聞くと、喜び、嬉しさ、悲しみ、怒りなどの感情が湧き出してきます。

 

人間の声も、小鳥の囀りと変わりないはずです。小鳥だって、喜びを感じて鳴いていることもあるし、怒って鳴いていることもあると思います。人間には、小鳥が喜んで鳴いているのか、怒って鳴いているのかわかりませんが、小鳥の声は癒されると感じます。

 

このような仕組みを、人間に対しても行ったらどうだろうか。人間の声は小鳥の囀りと同じだ、と思ってみる。「人間の声を聞くと、なんでも癒される、なんでも喜びだ」と設定してみる。

 

そうすると、相手が怒っていても、自分は癒され、喜びに満ち溢れることになります。自分の中に、こうした設定をすると、人間関係の問題はなくなるに違いありません。