『血液の闇』(船瀬俊介・内海聡著)

『血液の闇』(船瀬俊介・内海聡著)を読んでみました。この書籍には、輸血や日本赤十字社に対して批判的なことが書かれています。この種の書籍は、少し割り引いて、一つの情報として読むといい場合もあります。

 

書籍の内容を簡単に紹介しますが、検証していませんので、正しい内容なのかどうかは、確かでありません。以下は、私が校正して編集したものであり、書籍の内容と異なります。

 

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日本は血液の輸入国であり、全世界の血漿の約3分の1を消費していている。血液成分の96%は輸入で賄われており、その大半は米国からの輸入である。世界の中で血液製剤をもっとも多く消費している国は、日本である。

 

専門書には、「輸血は、もっとも頻繁に行なわれている臓器移植である」と書かれている。輸血は、宿主(患者)の体内に「他者」の臓器を移植するのと同じだ。すると、必ず免疫反応が起きる。

 

輸血は、「血縁者の血液のほうが安全だ」と思いこんでいるかもしれない。しかし、これは危険な勘違いであり、白血球の型が似通っているので、かえって輸血後GVHD(移植片対宿主病)を起こしやすい。

 

輸血時に免疫拒絶反応で急死するGVHD(移植片対宿主病)防止などの名目で、放射線処理がされている。最大50グレイという致死量をはるかに超える照射は、血球細胞の染色体をズタズタに裂断し、死んだ血球細胞が抹消血管、肺や腎臓のフィルターを詰まらせる。輸血性肺障害、腎不全などで、新たな大量死が続出する。

 

輸血の42%は、ガン患者に使われている。輸血すると、免疫が損なわれ、ガン再発が加速される。喉頭ガンの場合、輸血すると再発率は平均4・6倍にも跳ねあがる。

 

輸血することにより、出血を加速させる。 GVHDを防ごうとするための放射線照射が、血小板を破壊してしまう。血小板が死滅した血液は、凝固せず、あらゆる臓器や組織から出血する。

 

輸血液には、「抗凝固剤」が配合されている。輸血は、「抗凝固剤」入りの固まりにくい血液を注入されることである。だから、輸血すると出血が止まらなくなる……さらに輸血が増える、という皮肉な現象が起きる。

 

輸血による肝炎は、発表されているよりも、かなり多い。元厚生大臣の坂口力氏(公明党)は、「私が関わっていた厚労省は、輸血した人の50%が輸血後、肝炎にかかっていました。それを献血に切り換えても、なかなか30%以下にはならなかった。私が作った制度を導入して、10%くらいまでは下がった」と発言した。

 

輸血をすることで免疫力は下がり、発ガン率が著しく増す。全米ではエイズ感染者全体の10%は輸血由来と見られている。パキスタンのエイズ症例の40%は、輸血が原因なのだ。

 

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献血というと、良い行いをしているイメージがあります。献血自体は、良い行為かもしれませんが、その後、どのように血液が使われているかは、別問題です。

 

どの世界でもそうですが、多数の人が関わる業界には、利権が存在することが多い。血液の世界でも、製薬業界、赤十字に関係する団体など、いろいろな利権があるのでしょう。

 

この著書に書かれている内容は、どこまでが本当なのか、わかりません。大量出血などで、輸血をしないといけない人もいると思います。しかし、輸血は、できるだけしない方がいいのかもしれません。